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妊娠・出産

産後ケア事業は東京の自治体でどう違う? 宿泊・通所・訪問の料金と対象を比べてわかること

出産後の心身の回復や育児のサポートを受けられる「産後ケア事業」は、東京都内の多くの区市町村が実施しています。ただし、利用できるケアの型(宿泊・通所・訪問)や1回あたりの自己負担、対象になる期間は自治体でかなり違います。公式ページの記載をもとに、産後ケアの基本と自治体差を整理しました。

産後ケアには「3つの型」がある

産後ケア事業は、助産師などの専門職から授乳・育児の相談や母体のケアを受けられる仕組みで、提供のされ方によって主に3つの型に分かれます。

どの型を用意しているか、それぞれの自己負担がいくらかは自治体の制度設計によります。3つの型をすべて実施する自治体もあれば、宿泊型を中心に運用する自治体もあります。

自己負担は自治体で違う——3区の料金を並べてみる

宿泊・通所・訪問の3型をそろえて実施し、公式ページに料金の記載がある3区を比べます。同じ「産後ケア」でも、型ごとの自己負担額に差があることがわかります。

自治体宿泊型通所(デイ)型訪問型出典
板橋区1泊2日8,000円(追加1日4,000円)1回2,000円1回600円板橋区公式
渋谷区1泊2日7,000円(以降1日3,500円)1回2,000円1回1,000円渋谷区公式
練馬区1泊2日7,000円(追加1日3,500円)1日1,500円1回500円練馬区公式

3区とも宿泊型は1泊2日7,000〜8,000円が目安で大きくは変わりませんが、通所型や訪問型では差が出ます。訪問型は練馬区500円・板橋区600円・渋谷区1,000円と、倍近い開きがあります。何度も利用することを考えると、この1回あたりの差は積み重なります。

「基本無料」や「減免」の自治体もある

自己負担の考え方は区によってさらに幅があります。たとえば大田区は基本利用料を無料とし、宿泊型では施設の差額ベッド代を補助する形をとっています。目黒区の宿泊型は施設ごとに料金が異なり、減免適用後で1泊2日3,500円〜7,500円と幅があります。

また、多くの自治体に共通するのが住民税非課税世帯・生活保護世帯の減免(多くは全額免除)です。江戸川区や目黒区のように非課税・生活保護世帯の負担を免除する区は多く、大田区も生活保護受給者の負担金を免除しています。「費用が心配で使えない」とならないよう、世帯の状況による減免があるかもあわせて確認しておくとよいでしょう。

対象になる期間・回数にも注意

産後ケアは「いつまで使えるか」も自治体で異なります。産後4か月・5か月までとする自治体もあれば、訪問型は産後1年未満まで対象とするなど、型ごとに対象期間が分かれているケースもあります(大田区は訪問・外来型が産後1年未満、日帰り・宿泊・グループケア型が産後5か月未満)。利用回数にも上限が設けられているのが一般的です。産後は体調の変化が大きい時期なので、対象期間のうちに計画的に使うことがポイントです。

お住まいの自治体の産後ケアを確かめるには

産後ケア事業は実施する型・料金・対象期間が自治体でまちまちで、年度ごとに拡充・見直しもされています。当サイトでは、東京都の各自治体の産後ケア事業を制度ページにまとめ、公式ページへの出典リンク最終確認日を掲載しています。まずは下の比較・一覧から自分の自治体の内容を確認し、料金・対象・申し込み方法は必ず出典先の公式ページで確かめてください。

出典(各自治体の公式ページ)

妊娠・出産の制度を自治体で比べる

東京都62自治体の妊娠・出産に関する制度は、制度カテゴリの比較・一覧から確認できます。各制度ページには公式ページへの出典リンクと最終確認日を掲載しています。

よくある質問

質問回答
産後ケアはどんなことをしてもらえますか?助産師などの専門職から、母体の休養・回復のケアや、授乳・育児の相談を受けられます。提供の形は、施設に泊まる宿泊型、日中に通う通所(デイ)型、自宅を訪ねてもらう訪問型の3つが中心です。
費用はいくらかかりますか?自己負担は自治体で異なります。宿泊型は1泊2日7,000〜8,000円程度が目安の区が多く、通所型は1回1,500〜2,000円、訪問型は1回500〜1,000円程度が目安です。基本無料の区や、施設ごとに料金が異なる区もあります。
住民税非課税世帯や生活保護世帯の減免はありますか?多くの自治体で、住民税非課税世帯・生活保護世帯は自己負担が減免(多くは全額免除)されます。詳しい適用条件は各自治体の公式ページで確認してください。
いつまで利用できますか?対象期間は自治体で異なり、産後4〜5か月までとする例や、型ごとに期間が分かれる例(訪問型は産後1年未満など)があります。利用回数にも上限が設けられているのが一般的です。
申し込みはどうすればよいですか?多くの自治体で事前の申請が必要です。母子健康手帳の交付時や出産前後に案内されることが多いので、利用を考えている場合は早めにお住まいの自治体の窓口や公式ページで手続きを確認しておくと安心です。

※本ページは制度の全体像をつかむための一般的な解説です。金額・対象・期限・申請方法は自治体や年度によって異なり、改定されることがあります。実際の利用時は必ず各制度の公式ページと自治体の窓口で最新情報をご確認ください(免責事項)。

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