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教育費・高校無償化

高校授業料の実質無償化はどう変わった? 2026年度からの所得制限撤廃をわかりやすく

高校授業料を支える「高等学校等就学支援金」は、2026年4月から所得制限が撤廃され、全世帯が対象になりました。公立は実質無償、私立は支給上限が引き上げられ、東京都は独自の助成でさらに上乗せしています。何がどう変わったのか、いくら支援されるのか、申請の注意点までを整理しました。

最終更新日:2026-08-27/この特集は制度の公表・改正時点の情報をまとめたものです。金額・対象・受付期限は年度や自治体によって変わります。ご自身が対象になるかは、末尾の出典(公式ページ)や自治体の窓口で必ず最新情報をご確認ください(免責事項)。

2026年4月から何が変わったのか

高校の授業料を国が支援する高等学校等就学支援金について、2026年4月施行の改正で所得制限が完全に撤廃されました。これまで世帯年収の目安で対象外になっていた世帯(私立でおおむね年収910万円以上など)も、2026年度からは所得に関係なく支援の対象になります。あわせて私立の支給上限額も引き上げられ、国公私を問わず「高校授業料の実質無償化」に大きく近づきました。

ポイントは2つです。①所得制限の撤廃(全世帯が対象に)と、②私立の支給上限の引き上げ。この2つがそろったのが2026年度の大きな変更点です。

いくら支援される?(公立・私立の目安)

区分年間の支給上限2026年度の変更点
公立高校(全日制)118,800円所得制限なしで実質授業料が全額無償に
私立高校(全日制)最大457,200円上限を396,000円→457,200円(私立の全国平均授業料相当)に引き上げ+所得制限撤廃

就学支援金は保護者が現金で受け取るものではなく、学校を通じて授業料に充てられる仕組みです。授業料が国の支給上限を超える学校では、差額は保護者の負担になります。また、入学金・施設設備費・教材費などは対象外で、あくまで「授業料」への支援である点に注意してください。

東京都はさらに上乗せ(都内の私立に通う場合)

東京都は、国の就学支援金に都独自の「授業料軽減助成金」を上乗せし、国の支援とあわせて都内私立高校の平均授業料相当を上限に支援しています。これまで年収910万円以上の世帯は対象外でしたが、2026年度からはすべての家庭が対象になりました。東京都はこの所得制限のない私立高校等授業料支援について、2026年6月1日からオンライン申請の受付を始めています。

つまり都内私立に通う場合は、「国の就学支援金」+「東京都の授業料軽減助成金」の合算で、多くの私立高校の授業料をカバーできる水準になります(学校ごとの授業料により自己負担が残る場合があります)。

申請を忘れると受けられない

就学支援金・都の助成金は、いずれも申請が必要です(自動では始まりません)。多くは入学後の春に学校やオンライン(東京都は専用システム)で手続きし、収入確認のためマイナンバー関連書類の提出を求められるのが一般的です。期日までに申請しないとその期間分が受けられないことがあるため、案内が届いたら早めに手続きしてください。年度途中の家計急変(保護者の失業・離別など)で対象になるケースもあります。

私立を選ぶときに気をつけたいこと

出典(公式情報)

よくある質問

質問回答
2026年から高校無償化はどう変わりましたか?高等学校等就学支援金の所得制限が2026年4月に完全撤廃され、世帯の所得に関係なく全世帯が対象になりました。あわせて私立の支給上限が年39万6,000円から45万7,200円(私立の全国平均授業料相当)へ引き上げられ、公立は年11万8,800円で実質授業料が無償になります。
私立高校は完全に無料になりますか?対象は授業料のみで、入学金・施設設備費・教材費などは対象外です。授業料が国(および都の助成)の支給上限を超える学校では、その差額は保護者の負担になります。上限額と学校の授業料を必ず確認してください。
東京都に住んでいる場合はどうなりますか?東京都は国の就学支援金に都独自の授業料軽減助成金を上乗せし、都内私立高校の平均授業料相当を上限に支援します。2026年度から年収910万円以上を含む全世帯が対象になり、所得制限のない私立高校等授業料支援の申請受付が2026年6月1日から始まっています。
手続きは必要ですか?就学支援金も都の助成も申請が必要で、自動では始まりません。多くは入学後の春に学校やオンライン(東京都は専用システム)で手続きし、収入確認のためマイナンバー関連書類の提出を求められます。期日を過ぎるとその期間分を受けられないことがあるため早めに手続きしてください。

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